社長Blog

2006年7月30日 日曜日

不動産仲介手数料の相談

本日、クライアントより私のところへこんな相談があった。
「A仲介業者の営業マンに溝の口にある不動産を案内してもらったが、その時は夫婦の意見がまとまらずに結論が出せなかった。その後、毎週日曜日になると不動産を見て回ったが、中々自分達の条件に見合う物件に出会えず半ば諦めていた時、たまたま以前に案内されて見た事のある溝の口の不動産の前を通ったところ、他のB仲介業者で現地販売会をされていたのでちょっと寄ってみた。
すると営業の方が中を見せて下さり、丁寧に説明もして下さった。
説明を聞いてるうちに、その不動産が段々と気になり始めてしまいまた、その営業マンも信頼が置けそうな方でしたのでお申し込みをする事にした。
そして後日、そのB仲介業者の事務所で契約を結びました。
ところが、それを知ったA仲介業者の営業マンがこの物件を最初にご紹介してご案内をしたのは弊社なので、弊社に仲介手数料を支払って頂きます。と、強い口調で言われた。
この場合、A仲介業者にも仲介手数料をお支払いしないと行けないのでしょうか?」
と、こんな相談を頂きました。
お答えします。
A仲介業者に仲介手数料を支払う必要はありません。
何故ならば、確かに最初にその物件を知り得たのはA業者からの情報であり、案内もしてもらった。
しかし、A業者は最終的にはお申し込みを頂く事が出来なかった訳ですので支払う必要はありません。しかし、A業者でお申し込みをしていながらB業者を通して契約をしてしまうと、話しは変わってきます。
不動産の仲介にはこのような事が日常茶飯事であります。今は昔と違ってユーザーはインターネットや他の情報誌を利用して情報を得る事が出来ますので、弊社を含め仲介業者は正直、大変です。
でも、これは時代の流れですので、昔のような「その不動産屋に足を運ばないとその情報が得られない。」と言うよな事は無くなりつつありますし、ユーザーから見れば情報が簡単に手に入る訳ですのでオープンで良い流れと私は思います。勿論、私のこの考えに批判的な同業者の方もいるのは百も承知ですが・・・
今回のケースは同業者としてA業者には少し気の毒に思いますが、一生にそうそう買うことのない高額な買い物ですので、ユーザーは少しでも信頼のおける営業マンまたは業者から買いたいと思うのは当然の事だと思います。
このような不動産についての相談や悩み事があれば、いつでもご相談に応じますのでお気軽にお電話なりメールを下さい。

 

 

 

株式会社 トクガ                                       桜井 栄福

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2006年7月24日 月曜日

おかしい日本の司法制度

先週、横浜地方裁判所元判事であった井上薫先生の研修会に行ってきた。
井上先生は頻繁に「日本の司法は蛇足」とおっしゃっていた。
確かに私も先生と同感だ。
今の司法はあまりにも消費者保護過ぎる。
たとえば、金融絡みの裁判をみても、殆んどは業者が敗訴している。理由は今、国会でも取り上げられているグレーゾーン金利の件だ。(日本の法律で定められている{利息制限法1条1項}利率と出資法の刑罰利率「年29.2%」との間を言う。)そもそも利息制限法1条2項では任意弁済を認めており、それに基づいて所轄官丁に申請し営業を行っているまじめな資金業者が一部の悪質な貸金業者による世間的なイメージダウンにより敗訴しているのが現状だ。これには色んな意見があると思うが、何が問題かと言うと、日本の司法に問題があると、私は考える。今の司法は最高裁の判決がそのまま判例として法律化してしまう事だ。そもそも裁判には事件一つ一つが性質が異なるにも関らず、似たような事件は殆んどが判例を基に判決される。これがおかしい。ただ単に、最高裁判事は自分が下した判決が今後、基準になって行く訳だからまさに稲に吹く風(お代官様~、ハハ~)のように代官様気分になれる。その優越感に浸りたいのだろう・・・
それであれば井上先生がおっしゃった「日本の司法は蛇足」がまさにぴったり合う。
日本の出資法金利は諸外国と比較しても実質金利は低いし、英国・米国は事実上、上限金利規制がない。
政治家の先生方はよく、他国と比べたがる(特に消費税)が出資法金利も比べてみては・・・
別に私は貸金業者の方を持つつもりは無いが、あまりにも不公平差がある。これでは裁判の意味がない。
井上先生、これからも日本の司法制度をバシバシと、斬って下さい。私は先生の考えに賛同します。

 

株式会社 トクガ                                       桜井 栄福

 

 

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2006年7月16日 日曜日

喫煙マナー

最近、車を運転していると、喫煙マナーの悪いドライバーが多い!
車に灰皿が付いているにも関らず、車窓からポイ捨てをするマナーの悪い人がいる。
若者に関らず、中年男性も目に付く。情けない・・・
何故、彼らは外に捨てるのだろう・・・車の灰皿を掃除するのが面倒だから?
だとすれば、そんな人はタバコなんか吸うな!と、言いたい。
そのような一部の喫煙マナーの悪い人がいる限り、喫煙者はどんどん肩身が狭くなるだろう。
前にも話したが、私は毎朝、会社の前の掃き掃除をしているが、必ず吸殻が2~3本落ちている。
それを見る度にガッカリする。
この際、日本もシンガポールのようにゴミを外に捨てたら罰金制度にすればいいのではないか・・・
ここまでしないと一部の喫煙マナーの悪い人達は
ポイ捨てという悪癖は治らないだろう・・・なんとも情けないことだ・・・

株式会社 トクガ                                       桜井 栄福

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2006年7月14日 金曜日

ゼロ金利解除

皆様もご存知の通り、日銀が今日、金融政策決定会合の二日目の討議に入り、議決権を持つ9人の政策委員による多数決でゼロ金利政策の解除を決議する見通しだ。
議長である福井総裁は代表的な短期金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を現在のゼロ%から年0.25%に引き上げることを提案する見通し。
これを聞いて皆様は色々な意見があると思いますが、私の個人的な考えは、そもそも
ゼロ金利自体が世界中からみて異常なことだと思う。ピンとこない方もいると思いますが、お金を預ける(普通預金)金利を見て下さい。年0.001%ですよ。世界中からみて先進国である日本がこの金利ですよ。おかしいと思いませんか?(今まで不景気であった為、仕方のない事だが・・・)
当然、企業にとっては金利負担が増える訳ですから「負」かもしれませんが、景気によって金利が左右されるのは当たり前の事ですし、バブル時のような高金利から見れば決して「負」とは思えないのでは・・・
マイホームを買われる方にとっては、金利上昇はかなりの負担ですよね。ここで注意しないといけない事は、
投資物件」です。今まではゼロみたいな金利でしたので投資マンションやアパートを利回り8%前後で購入しても特に問題はなかったのですが、これから金利が上昇すれば当然、銀行からお金を借り入れて購入する方は大きな負担になりますし、下手すれば投資目的がいつの間にか負の財産になりかねませんのでご注意を・・・(投資物件のマンションやアパートは必ずしも常に満室とは限りません。また、付帯設備のメンテナンス費用や保険費用等も考慮しないと大変な事になりますのでご注意下さい。
逆にお金を預けることを考えれば、当然金利が上がる訳ですのでプラスのことですよね。
なので、私個人的な考えは
ゼロ金利が解除されても一長一短だと思う。(今でも日本は莫大な借金があるのに、ゼロ金利が続けば未来を背負う子供達にもっと負担をさせてしまうことに・・・)
ただ、一言、国(政府・官僚・行政・司法等)に言いたい事がある。
国側からすれば、常識と思える事が国民にとっては非常識と思える事が沢山ある。特に今の司法制度はおかしいのでは・・・郵政民営化と言いながら
ゆうパックの自動車は駐停車禁止の除外だったり・・・
国民の税金で、未だに無駄な箱物を造り続けたり・・・私には理解出来ない。
日銀もゼロ金利を解除するのはいいけど、大企業・中小企業だけでなく零細企業全体まで景気調査をみながら冷静かつ的確な判断をしてほしい。
日本の景気が再び失速する事だけは絶対に許されないだろう。

株式会社 トクガ                                       桜井 栄福
 

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2006年7月 8日 土曜日

ビジネス上での正しい言葉

最近、仕事上で感じる事は「日本語の使い方」だ。
先日、ランチを食べに外食していた時だった。
私の横のテーブル席に50代前後と、20代前半の上司・部下の関係のサラリーマンの方だと思う男性お二人が食事をしていた。
聞く耳を持つつもりは無かったが、私は一人だった為、自然とお二人の会話が耳に入ってしまった。
その時の一部の会話のやりとりがこんな感じだ。

50代前後の上司
「OO君、OOの技術提供をOO会社に依頼したよ。」
20代前半の部下
「マジっすか?いいですねー。」
50代前後の上司
「今度、その会社の技術者とお食事に行くけど一緒に行くか?」
20代前半の部下
「いっすねー。是非、一緒に付いて行きます。」

と、こんな会話をされていた。私は思わず横目でお二人の顔を見てしまった。
部下の敬語は誰が聞いてもメチャクチャなのに、それを注意しない上司も上司だ。
最近、このような家族や友達との会話で許せてもビジネスの場においては「失言」になることがよくある。
私も丁寧語と敬語の使い方が出来ずあまり偉そうに人の事は言えないが、せめて下記の4項目位は注意するよう心がけたい。

1. 「いま行きます」×   →  「ただいま参ります」
2. 「どういたしますか」× →  「どうなさいますか」
3. 「知ってますか」×   →  「ご存じですか」
4. 「お分かりですか」×  →  「ご理解頂けたでしょうか」

株式会社 トクガ                                       桜井 栄福
 


 

 

 

 

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