社長Blog

2008年12月27日 土曜日

中国不動産十社が日本に参入

昨日の日経新聞に興味深い不動産市場に関する記事が掲載されていた。
中国不動産十社が不動産ファンド大手のパシフィックホールディングスに資本参加する方針を固めたことが明らかになった。これにより事実上傘下に収めることで日本市場に参入し、投資利益を追求することになる。
中国資本が日本の不動産市場に本格参入するのは恐らく初だと思う。
来年以降、本格的に活動が始めれば、日本の不動産市場に再び活気が戻るのでは・・・
勿論、すぐに戻ることはないことは十分に分ってはいるが、不動産の原則「底値で買い高値で売る」の原則に当てはまるのではないでしょうか。正にミニバブルの初期と似ている。いや、似て当然だと思う。
ご存知のように日本の不動産ミニバブルは都心から始まった。それは、日本企業が不況から中々、抜け出せずに苦しんでいた頃、重荷になっていた社宅やビル、土地と言った企業が保有していた資産を次々に売却に走ったが買い手が付かずに困っていた。そこに目を付けたのが膨大な資金力を武器にしていた外資系ファンドだ。足元をみて安値で次々に都心の一等地や周辺を買いあさった。これがミニバブルの始まりだ。
徐々に日本の不動産市場は活気を取り戻し、(いや、外資系が吊り上げの方向に誘導していたと言う方が正解かもしれない。)都心を中心に波及していった。
それを考えると、歴史は繰り返されている。日本という国は資源のない国だから国内の景気を良くするには、やはり不動産市場を活性化させるしかないと思う。
不動産が活気づけば、建設関係が活気づき、家具屋、引越屋、電気屋、カーテン屋といった会社が活気づく。
来年度から過去最大の住宅ローン減税も始まり、住宅ローン金利も下がり始める。(すでに下がり始めた。)
これらが不動産市場の活性化の原動力の一部になることを祈りたいものだ。
最後に、来年もこの不景気は続くだろう。しかし、マイホームを買うには絶好のチャンス到来となるでしょう。
それを考えると今から来年が楽しみです・・・

溝の口
の不動産探しは仲介手数料半額株式会社 トクガへ!桜井 栄福



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投稿者 株式会社トクガ

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