社長Blog

2007年11月11日 日曜日

大空の夢・・・

今日の産経新聞の朝刊に大空の夢に羽ばたく社会人として埼玉県にありますホンダ飛行場にて操縦訓練をされていらっしゃる社会人の方が特集で掲載されておりました。
私の目にすぐに留まり、頭の中は訓練時代の頃にフラッシュバックをしながら興味深く読みました。
「あっ、新聞の写真に載っている機体はセスナ172型だー。私が訓練していた頃の機体と同型だー。」
と、思わず微笑んでしまいました。
訓練時代は毎日が勉強で、覚える事がとても多くいつも頭の中は飛行機関係でいっぱいでした。
航空法規から始まり気象・通信・航空工学等を勉強しながら訓練飛行を平行して学んで行くのですが、特に訓練飛行は大変でした。寮に帰っても、外食をしていても椅子に座ると無意識に手足が伸び、手は操縦桿を握っている形、足はラダーを踏んでいる形になり目をつぶりながらいつの間にかにイメージフライトをしているのです。特に試験前になると夜の滑走路でバイクに乗りながらタッチアンドゴーの手順やナビゲーションの手順をよくやりました。知らない人が見れば、「あの人、バイクでぐるぐる回りながら独り言を言っている。変な人・・・」と、思うでしょう。でも頭でイメージトレーニングをするよりは実際にバイクや自転車に乗って声を出しながら実際の離着陸経路の方向に向きながらダウィンドレグでは何をし、ベースレグでは何をし、ファイナルアプローチでは何をし・・・と、イメージトレーニングをすると頭に入るんです。しかも体(手足)も覚えてくれるのです。着陸すると無意識にブレーキを踏み、旋回すれば無意識にラダーを踏み込んでいたり、最終着陸態勢に入るとやはり無意識にフラップやランディングライトのスイッチに手が行っていたり結構、体が覚えているのです。  人間の体はホントに不思議だな~。
あの時代から15年以上が経ちましたが、今でも飛行機の音が聞こえてくると空を見上げてしまいます。時には空を見上げながら後悔をしていたりもします。その時は後悔を吹き飛ばす為に龍ヶ崎飛行場へ行き大空を満喫してくるのです。そして操縦桿を握ると、あの時が懐かしく思えてくるのです。教官にボードで殴られたことや、初の単独飛行した時のあの感動や・・・ホント、懐かしいです・・・
あー、ブログを書いていたら飛びたくなって来ましたー!来週でも飛びに行こうかなー。

株式会社 トクガ                                       桜井 栄福

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投稿者 株式会社トクガ

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