社長Blog

2017年3月11日 土曜日

あれから6年・・・


東日本大震災から今日で6年の月日が経った。
復興も大分、進むに連れて原発問題が少しづつ後退してきているように感じる。
そんな中、小泉元総理大臣が当時の「トモダチ作戦」で被爆をしてしまった米兵の方々への募金活動を政治家の力を借りることなく粛々と
進めておられるのをニュースで知った。
日本政府もアメリカ政府も米兵が被爆した事実を認めようとしない。
その理由は簡単だ。
放射能がどの方向へ飛散しているのかその時点では分からなかった中、アメリカの第七艦隊の空母、ロナルド・レーガンは東北沖で約1ヶ月間、
日本の為にヘリコプターで救援活動を続けた。
しかし、帰艦する米兵達は放射能を浴びてしまいその後、体調不良を起こしたり中には女性兵士が体調不良を理由に除隊しその後、妊娠をされ
出産をされたが産まれて来た赤ちゃんは障害を持ちその後、亡くなられた。
今でもアメリカ政府は被爆したことを認めず、被爆をしてしまった元米兵達は自費で治療を続けている。
そこにはアメリカ政府や日本政府からの補償も何も無い。
そう、アメリカ政府は被爆を認めてしまえば、何故、防護服を着せないで救援活動をしたんだ。当時の艦長やアメリカ政府に責任が及ぶ為、認めようとしない。
一方、日本の外務省も分かっていた。当時の政府も分かっていた。
しかし当時のアメリカ政府からの圧力で日本も認めようとしなかった。
そこで小泉元総理が動き、民間人としてボランティアで募金活動を行い集まった寄付金を弁護士を通して元米兵の治療費として寄付をされた。
小泉元総理が募金活動をされる前、被爆をされた元米兵隊員の一人に会って話をし、「何か日本にしてほしいことはないか?」と、尋ねるとしばらく黙った後に
「仕方ない・・・」と。「本当に何も言いたいことは無いのか?」と再度、聞くと暫らく黙ったあとに
「・・・自分は日本が好きなんだ。日本人は我々に温かく接してくれた・・・」と・・・
小泉元総理はその言葉にグッときて募金活動を始められた。
それからの元総理は人脈を生かし目標の1億円を遥かに超え2億5千万円以上も寄付金を集めた。
そう、一切、日本政府の力を借りることなく活動をされた。
その思いもあって元総理は今でも脱原発運動を続けておられる。
私も脱原発には大いに賛成だ。
もしも、自分の子供が被爆をされた元米兵の立場だったら、とてもやりきれない思いだ。
国の命令により他国の国民の為に命を懸けて救援活動を行いその結果、自分が被爆をしてしまい国は一切、何の補償もしてくれない。
そう、国の為に犠牲になったにも関わらず・・・
何か事故が起きれば国は責任逃れを優先する。
その体質はあの恐ろしい福島第一原発事故後も変わらない。
変わらないからこそ、私は脱原発に賛成をする。
原発が再稼働しないと電気料金が上がるから原発賛成と、言う方も居るが、その方は己の事しか考えていないのであろう。
今日の日本は国や政府、東電、電力関係の利権に絡む政治家達にまやかされ洗脳され過ぎている。
本当にこのままで良いのか・・・
あれだけの事故を起こし未だに毎日、毎日、もの凄い量と多額の費用で汚染水処理をし続けそして事故処理の解決が見えず、
最終的には何兆円、何十兆円も掛かるとも言われる事故処理費用は国民が負担をする事になる。
それでも家庭の電気代が上がるから原発賛成と言えるのか・・・
去年の暮れにアメリカに移住している姉貴が家族を連れて帰って着た。
姉貴の旦那(義理兄でありアメリカ人)は私に言った。
「もう、横浜は放射能は大丈夫なのか?何故、日本は脱原発に動かないのか不思議だ。私の友人も同じ事を言っていた。」
と・・・私は「日本人は変化を好まない人種なんだ。それに国民は完全に日本政府にコントロールをされているんだ。
そう、今ではマスコミも日本政府に見えない圧力をされている。」
と、言い返した。
「彼は笑いながら日本人はホント、何を考えているのか分からない。笑」
と、言われ恥ずかしくなった。
でも、彼の言う通りだな~と、思った。
今日で丸6年・・・国には真剣に原発の議論をしてもらいたい。
未来の日本の為にも・・・それは愛する子供の為にも繋がる・・・

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投稿者 株式会社トクガ

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