社長Blog

2006年5月25日 木曜日

建売住宅について

 弊社は主として建売住宅を手掛けておりますが、昔と言っても10年位前から比べると建売住宅はもの凄く変化した。
 たとえば複層ガラス(ペアガラス)なんてのは10年前は殆んど使われていなかったし、集成材の柱なんかも使われていなかった。しかし、建物について10年保証が義務化されてからは、かなり変わった。
まず、殆んどの現場で地盤調査を実施し、地耐力が無ければ杭や表層改良といった地盤の地耐力を規定値まで改良したり、第三者(保証機関)による現場検査を行政とは別に行ったり、土台や柱といった主要部分に狂いが生じ難い集成材を使用されたりしている。
また、設備に関してはその分譲会社によって異なるが、弊社で言うなれば、まず
1坪バス・ワイド浴室テレビ・ミストサウナ・浴室床にサーモフロア・食洗機・床暖房・ウォッシュレット・カラーモニター付インターフォン・ペアガラス・LAN配線・24時間換気システムといった充実の設備が弊社の自慢だ。
また、構造についても分譲会社によって違うが、弊社ではまず、構造自体はナイス社
WIN WOOD Dモデル(詳しくはナイス社のホームページをご覧下さい。)を採用している。また、屋根はトステム社DRPⅢ(ダントツルーフパネルⅢ)を採用しております。(こちらも詳しくはトステム社のホームページをご覧下さい。)
また、柱にやさしく気密性が高いと言われております外断熱
方式にしております。
ご覧頂ければご理解頂けるかと思いますが、殆んど注文住宅と変わりありません。勿論、他社さんの分譲住宅も良い商品はございますが私自身、今のところは弊社の仕様が一番だと思っております。
 ここで読者の皆様に、建売住宅を購入する為のワンポイントアドバイスです。それは第三者(保証機関)による10年保証が付いている建売住宅をお選びするのが無難かと思います。勿論、個々の分譲会社独自の10年保証付き建売住宅でもよろしいのですが、その際はその会社が信用出来る会社かどうなのかを見極めた方が宜しいかと思います。何故なら、まずその分譲会社が保証しているという事は、もしもその会社が倒産してしまえばそこで保証は終わってしまいます。また、私の個人的な考えですが、たとえば読者の皆様が保証機関の経営者だとしまして欠陥だらけの家を保証しますか?保証をする以上、少しでもリスク回避をする為に念入りに検査して保証しますよね?ですので私は第三者による保証付住宅をお勧めします。
 最近の話しですと姉歯問題で取り上げられた分譲会社の「ヒューザー」は独自で10年保証をしておりますので、行政の検査のみ(今回は民間業者のイーホームズであった)で保証機関による二重の検査はされていなかった。その為、強度問題のない「グランドステージ」シリーズのマンションについては、ヒューザーが倒産すればそこで保証が終わりになってしまう。(購入された方には大変恐縮でございます。)
それを考えると、何度もブログで言っておりますが、「
大手だから安心、ネームバリューのある会社だから安心。」と言う考え方の時代は終わりました。いかにその会社が信用出来るか否かはその会社の姿勢にあるのではないでしょうか?                                                                                        株式会社トクガ                                                                                                               桜井 栄福

 

 



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投稿者 株式会社トクガ

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