社長Blog
2006年4月28日 金曜日
日本の選挙
先日、衆院千葉7区補選で民主党公認の太田和美氏が激戦を制した。
私はこの選挙にものすごく興味があった。
なぜなら、民主党の小沢一郎氏が党首に就任して初の選挙だったからだ。自民党も小沢氏の戦略を警戒してか、次々にTVでお馴染みの自民党大物政治家達が応援の為に現地に乗り込んできた。民主党も負けずと新小沢代表をはじめ幹部クラスが応援に走った。
当初、自民優勢かと思われたが、結果、「エリート落選・キャバクラ出身当選」となった。
自民党は人気取りの為に送り込んだ安倍官房長官や武部幹事長、杉村議員(一年生議員が駆けつけるなんて完全な人気取りしか考えられない)等の力も及ばず民主党に負けた。
小泉政権になってからの自民党は人気ある人であれば誰でも推薦したり応援に駆け付けさせたりしている。本当に日本の政治家はこれで良いのか?ましてや選挙になると応援者の話しばかりが目立って肝心の候補者の考えや政策の声が殆ど有権者の耳に入ってこない。いっそうの事、選挙法で「応援の駆け付けは禁止」とした方が、有権者もじっくりと候補者の声が聞け、パフォーマンス選挙に惑わされる事なく投票出来ると思う。(まー、恐らく盛り上がりに欠けるから投票率は下がるだろうけど・・・)
そういった事を考えるとパフォーマンス選挙をする小泉政権に勝てた民主党は良く頑張ったと思う。また、今回の選挙で当選された太田氏も良く頑張ったし、自転車選挙も良かった。(選挙カーや街頭演説だと見上げる為、偉そうに見えて親近感が感じられない。)それと過去の経緯がキャバ嬢であろうがなかろうが、私は関係ないと思う。ホステスも立派な仕事だし、官僚出身のガチガチ頭よりはフットワークも良さそうだ。これからの政治活動に期待したい。
最後に、政治家の方に一言、言いたい。
「選挙で国民に誓った事については是非、有言実行してほしい。また、あなたを信じて一票を投じた訳だし、国民の代表という事を忘れないでほしい。
株式会社トクガ
桜井 栄福
投稿者 株式会社トクガ