社長Blog

2006年4月14日 金曜日

検査機関に一言

私の会社は建売事業も手掛けており先日、一級設計士に木造3階建て建売住宅の建築確認申請を依頼した。提出した先は役所だ。しかし建築基準法で定められている期間内に許可が下りないので設計士に確認をしたところ、「耐震偽造の問題で今、時間が掛かるみたいです。」との返事でした。そこで検査機関に一言、言いたい。構造計算書はあんなにも分厚いし、各役所では一日に何件、何十件と建築確認申請が出されているのにも拘わらず3~4人で処理をしていること自体、時間に無理がある。しかも民間の検査機関は行政より確認の許可が下りるのが早いというメリットがある。と言うことは、何人のスタッフでチェックをしているのかは知らないが、行政以上に早いのはもっと疑問だ。今でこそ、あの事件以来(耐震偽造問題)、きちんと目を通しているらしく建築確認を申請しても時間が掛かる。しかも今まで一度も拝見した事がない「期限内に確認できない旨の通知書」が出される。そもそも何の為の検査機関なのかもう一度、行政を含めて見直してもらいたい。(それ以前に設計士が偽造すること自体、言語道断だ。)私だけでなく国民の誰もがそう思う事だろう。あんなにも分厚い構造計算書を隅から隅までチェックするには最低でも3~4日(木造3階建ての場合)は掛かる。信用を取り戻す為にも今後は時間が掛かってもきちんとチェックして貰いたい。そして、一日も早く人々が安心して暮らせる日が来る事を願いたい。                                   株式会社トクガ                                     桜井 栄福



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投稿者 株式会社トクガ

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