社長Blog

2006年3月24日 金曜日

ゼロ金利・・・

日銀の福井総裁が朝日新聞のインタビューで、量的緩和政策終結後の政策運営について、「ゼロ金利で再スタートした。当面はそれでやる」と利上げを急がないことを強調した。景気先行きは「よほど大きなショックが起きない限り息の長い回復が続く確信がある」との考えを表明。ゼロ金利の先も極めて低い金利水準が続く可能性が大きく、「政策(変更)が理由となって経済が減速する心配はない」と述べた。
また、ゼロ金利を脱し利上げに踏み切る時期は予断をもっていないとしたうえで、日銀の出すメッセージと市場の反応から「おのずと金利観が出てくる」と延べ、市場との対話に自信を見せた。
以上のインタビューからゼロ金利の解除は時間の問題かもしれませんね。確か私の記憶が正しければ数年前、当時の総裁(速水氏)がゼロ金利を解除した記憶がある。結果的には凶が出た形だが、そもそもゼロ金利自体が世界でみても例がないほど異常なことだと私は思う。                   
今、ニュースを見ていると連日株価が上昇傾向だったり輸出が好調だったりと景気が良いニュースが増えてきたが本当に景気はこのまま良くなるのでしょうか?というより、一部の人だけが景気が良い感じがするのは私だけでしょうか?私は職業上、たくさんの業種の方とお話しをする機会がありますが、この間もタクシーに乗る機会があったので運転手さんに「景気は少しずつよくなりましたか?」と聞いたところ「全然良くないよ」とおっしゃっていた。自動車整備工場の社長さんにも同じ質問をしたらやはり同じ答えが返ってきた。しかし一方、同じ業種の違う方に聞くと「少し景気が良くなった」とおっしゃる。これらを踏まえると日本経済は企業努力をしている会社が良くなっていると思う。極端に言うと二極化の始まりなのか・・・私は経済に付いては子供のレベルしかありませんが、思うにバブル時代の「皆が景気が良い」という時代は来ないと思っている。アメリカと同じ極端な競争社会が来ると思っている。日本は今まである意味、社会主義の一面を持った民衆主義国家だったが、バブル崩壊後たくさんの企業が淘汰され本当に力のある企業だけが残った。これからが本当の競争社会の民主主義が始まると思う。いや、すでに始まっていると思う。日本はアメリカみたいな国になってしまうのでしょうか?日本の良き文化を残しながら全体が景気良くなる事を望みたいものだ。
                                                             株式会社トクガ
                                     桜井 栄福



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投稿者 株式会社トクガ

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